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BLUE ROSE

★邦画★


「冷静と情熱のあいだ」

reisei 1

有楽町のマリオン(日劇東宝)でPM4:35から観てきました。
エンヤのサウンドの話題が先行していたので、すごく楽しみにして・・・。

≪ストーリー≫
美術絵画の修復士を志す阿形順正(竹野内豊)は、フィレンツェの工房でその才能を開花させようとしていた。
活発で気の強い恋人、芽実(篠原涼子)が見守っていながらも、
順正の心にはかつて愛した女性のことを忘れないままでいた。
学生時代に心のやすらぎを得て、全てを分かり合えた女性、あおい(ケリー・チャン)。
香港からの留学生で、冷静で聡明ながら心の奥には情熱的な愛情が流れ、
愛することは孤独だと教えてくれたあおい・・・。
順正はふとしたきっかけにあおいが今ミラノにいることを知り、意を決してあおいに会いに行く。
しかし、あおいはアメリカ人実業家の恋人マーヴ(マイケル・ウォン)と何不自由のない生活を送っていた。
さらに、修復中の順正の絵画が切り裂かれるという事件が起こり、順正は帰国する。
そして、最後に残された望みは、10年前の他愛もない約束だけだった。
“あおいの30歳の誕生日にフィレンツェのドゥオモのクーポラで待ち合わせる。”
あおいは忘れてしまっているに違いないと思いつつ、順正は再びイタリアへと旅立つ。
一縷の儚い望みに全てをかけて、あの愛は真実だったと証明するために・・・。

一緒に観に行った彼(彼氏ではない、男性ではありますが、年間300本以上映画を観る人)は
「新婚旅行で行ったローマとフィレンツェだったから懐かしかった・・・」
「ところであおい(主人公の女性)はあの金持ちの男性とアメリカに行けばよかったのに・・・」と語り、
私は私で「ビオラ奏者まで10年後に出会う必要があったのかなあ・・・」と語っていました。(笑)
これは観た人、または原作を読んだ人にしか分からないことですね。

他の共演者に、ユースケ・サンタマリアさんと椎名桔平さんも出ています。
ミラノ、フィレンツェの街並みや教会などの映像には魅了されました。
そして音楽が(エンヤ以外の曲も)すごく良かったです。

2001.12.10(★★★☆☆)



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